線条体ニュ−ロンのサブタイプと皮質入力

理化学研究所・バイオミメティックコントロ−ル研究センター
川口泰雄


  線条体の神経細胞には、投射ニュ−ロンと介在ニュ−ロンがある。前者は、投射する場所・ペプチドの違いなどから、大きく2種類に分けられ、その電気的性質はかなり調べられてきた。それに比べて、介在ニュ−ロンの生理的特徴はあまり明らかにされていなかった。私たちは、ラット脳切片標本を用いたホ−ルセル記録法と形態学的・免疫組織化学的手法を組み合わせて、発火様式・形態・化学的性質の違いなどから、介在ニュ−ロンを大きく3種類にわけ、それらがどの伝達物質を発現しているか、投射細胞からどのような作用を受けるかなどについて検討した。また、線条体のニュ−ロンにおける、大脳皮質からの興奮性入力による脱分極電位の性質についても、ウレタン麻酔したラットからの細胞内記録によって調べた。
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