「大脳皮質の局所回路」シンポジウム企画時の口上:

「大脳皮質の局所神経回路と高頻度律動発火」

オーガナイザー:三上章允(京都大学霊長類研究所)、姜、英男(京都大学医学部)

想定される講演者:金子武嗣、川口泰男、姜、英男、三上章允

趣旨:大脳皮質においては、異なる機能特性を持つ比較的少数の神経素子により構成される局所神経回路が機能単位を構成し、それらが多数規則的に集積されている。これらの機能単位間では、ガンマ帯域(20-70 Hz)の同期化や脱同期化が生じ認知、記憶、行動発現等に重要な役割を演じていると推定される。そこで、本シンポジウムでは、まず、機能単位内の興奮性及び抑制性の局所シナプス結合についての研究(金子、川口)を述べ、次に最前線の話題として、ガンマ帯脳波の生成に深く関与する錐体細胞の高頻度律動性発火のイオン機序についての研究(姜)、サルの学習課題遂行時に発現される高頻度律動性発火パターンの研究(三上)を紹介する。機能単位である大脳皮質局所回路内でのガンマ帯高頻度律動性発火およびニューロン発火の同期化のメカニズム・意義等ついて討議する。


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